1台のクルマができあがるまでに、実に数百にも及ぶ工程があります。もちろん、ひとりでできるわけではありません。多くの仲間と協力しながらつくるダイハツのクルマ。ここではクルマができあがるまでの、工程の概要をご紹介します。

  • Process1
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    プレス

    ルーフ、ドア、フロアなど。クルマを形作る様々なパーツを製作するのはプレスの仕事です。パーツに応じたプレス機で圧力をかけ、鋼板を型抜きして作られます。まさにクルマの基礎となる部分の製造です。

  • Process2
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    溶接

    プレスされたルーフやドアなどの各パーツは溶接することでジョイント(接合)され、クルマの骨格ができあがっていきます。大きな部分や複雑な部分はロボットが行ない、小さなパーツなどは人の手によって溶接します。

  • Process3
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    塗装

    塗装ではジョイントされたボデーに塗装を行います。塗装にはホコリが大敵ですから、ホコリの侵入を防ぐためにクリーンルームで、また他のスタッフとは異なるクリーンスーツを着用して作業します。

  • Process4
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    組立

    塗装が終わったボデーにエンジンやフロントガラス、ドア、シート、タイヤなどの部品を取り付けていきます。ペアでクルマの右と左に分かれて、またはフロントとリアに分かれて作業することが多く、特に仲間との協力が必要な部門です。

  • Process5
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    検査

    完成したクルマは厳重にチェックされます。排気ガス、水漏れ、ブレーキ、ライトなどチェック項目ごとにスタッフが配置され、1つずつ念入りにチェックします。すべての検査にパスすれば晴れて出荷となり、お客様のもとへ届けられます。

ここがポイント!

  • Point1

    ロボットが大活躍!

    溶接といえばマスクをした人が火花を散らしながら作業しているシーンを思い浮かべる方も多いかもしれません。今は、大半がロボットの仕事。塗装に関しても、ムラなく均等に塗装するために、ロボットで行われています。ただし、そのロボットを制御したり、微細な部分の調整は人が担っています。

  • Point2

    安全面には最大限配慮!

    広い工場内では様々な機械が一斉に稼働しており、どこに危険が潜んでいるかわかりません。ですから作業時にはヘルメット、保護メガネ、手袋、安全靴などの着用が従事する作業によって義務づけられています。また工場内各所に停止を表す足跡マークを設置。必ず一時停止し、左右の指差し安全確認を行ってから通行するなど、工場ならではのルールを設けています。

ダイハツの仕事はチームプレイ!

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    【Oさん(塗装課)の声】
    工場での作業はチームスポーツと似ています。同じ目的に向かってそれぞれが自らの役割に徹しますが、誰かひとりでも手を抜いてしまうと良い成績は収められません。
    クルマづくりも同じです。誰かひとりが手を抜いてしまってもダメですし、誰かひとりが頑張れば完成するというものでもありません。1人ひとりに与えられる役割は小さいですが、その小さな仕事が集まって、ようやく1台のクルマができあがります。

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    【Yさん(組立課)の声】
    作業に従事している時に会話をすることはありませんが、休憩中はスタッフ同士よく話をしますし、特に期間社員同士は寮で一緒に過ごす時間も長いので、自然に仲良くなるケースが多いです。
    正社員となり、キャリアアップした後も、プレスや塗装など部門間で連携する機会があります。長年働いていると他の職場にも知り合いが増えるので、職場の課題を解決するために協力を仰ぐなど、よりスムーズに仕事ができるようになりました。

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